厳しい現実かも知れませんが、宮城県であってもなくても、築30年を過ぎた物件には買い手はつかないと認識しておきましょう。
それを前提にお話ししておきます。
◇築30年を過ぎた物件に買い手は付かない。
結論から言ってしまうと、そもそも中古住宅にはなかなか買い手が付かないものという認識が必要です。
宮城県にあるその物件が不動産査定でいくらの値が付いたのかはわかりませんが、よくあるのは、「築年数にしては希望価格(売却の売値)が高すぎる」例です。
本来築30年を経過した物件は、宮城県内であってもなくても査定価格の対象外になります。
つまりプラスの評価にはならないということです。
◇売り手目線・買い手目線で商品の魅力を考える。
たとえばプロの不動産流通会社や斡旋する不動産屋などからすると、「買主が希望する価格では売れない、売りにくい物件」になっています。
そうなると販売にも力が入らなくなるものです。
「価格が安くてお値打ちな物件」とか、「築年数は経っているがリフォーム済み」とか、あるいはそうでなくても「敷地が広い」など、売り手・買い手目線からのアピールポイントが必要になります。
◇家族には思い出のある大切な物件でも、売り手や買い手にとっては無関係。
物件の魅力をプラスすることが重要です。
築30年と聞けば買い手は誰でも二の足を踏みます。
そこで簡単ではあっても、老朽化した箇所のリフォームを行なうとか、キッチンや浴室の入れ替えを行なうなどの改装が必要になってきます。
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不動産査定の額と照らし合わせ、予算の範囲内でプラスできる事柄を考えましょう。